2nd day at Taipei. 昨夜もてなしてくださった小慢マダムのお茶教室の日。 お茶の世界をきちんと知ってほしいから、と用意されたのは 白茶、緑茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶と お茶のジャンルをほぼカバーする6種類。 空間に広がる ラヴェルのピアノの音、開いた窓からの鳥の声、注がれる湯の音、陶器が静かに触れ合う かそけき音。そしてマダムの美しい所作、穏やかな声。豊かな時間でした。 3煎まで入れてくださり、計18種類いただきました。 お茶ってワインのように、土地の個性が反映されるものなのですね。興味深かったです。 特に好きだったのは白茶。中国 雲南省の樹齢千年の木からつくられたそれは、1煎目は牡丹のような華やかな香りが、2煎目からは古木由来の苦味が楽しめました。 ほか、皇帝に献上されていて、あまりに手間がかかるため途絶えた黄茶を復刻させたものや、台湾の高度1700Mにある木からつくられた高山烏龍茶、1976年以来熟成されてきた黒茶など、土地の個性が感じられるお茶をいただきました。 貴重な機会をくださったマダムに感謝するとともに、また教室に伺いたいと思います。
Posted on: Sun, 24 Nov 2013 17:56:23 +0000
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