映画「Star Trek into Darkness」 directed by - TopicsExpress



          

映画「Star Trek into Darkness」 directed by J.J.Abrams starring : Benedict Cumberbatch, Chris Pine, Zachary Quinto, Zoe Saldana, Bruce Greenwood 「Star Trek」のカークやスポックたちが、エンタープライズで宇宙航海に旅立つまでにどんなドラマや紆余曲折があったのか、彼らの若かりし頃を描く、いわゆる「エピソード0」ものの第二段。 今回は、たった一人の男が敵として立ちはだかる。  USSエンタープライズは、カークがキャプテンで、スポックを副長として処女航海中、ある星の地殻変動を感知。未開な原住民が住むその星では、その大規模な火山の噴火を止められず、彼らの運命は絶滅でしかない。そんな中、重大な艦隊規定違反を犯してまで、その星の運命も、装置を設置に向かったスポックの命も両方を助けようとしたカーク。結局、彼らはエンタープライズから降ろされてしまう。 そんな中、ある日、ロンドンにある艦隊本部の資料保管庫が爆破され、艦隊士官が召集される中、ある一人の男がその会議の現場を急襲し、カークが父と慕っていたパイク提督も死んでしまう。 首謀者の男は、クリンゴンの星系のクロノスに逃げ込み、それを追うため、カークとスポックは再びエンタープライズに乗る。  マーカス提督の命は、彼を新型光子魚雷を撃ち込んで抹殺せよという、艦隊司令部としてはかなり異常な内容だった。ジョン・ハリソンと名乗る男とその新型兵器にはとんでもない秘密があった・・・ とにかく、ベネディクト・カンバーバッチ演じる敵役が・・・とにかくキャラ立ちしてて、だからこそ、全編がおもしろくて、スリリングだ。 彼が背負っているもの、彼がたった一人で宇宙艦隊に戦いを挑む理由が、実はヒューマニズムに満ちているがために、誰もがシンパシーを感じるがだけに、だからこそ、彼こそが、あの男(名前を言えないあの人!)だったという、種明かしは、スタトレファンとしては、おお〜!!!!なのだっ!! 私も思わず、「え! そうくるかっ!!」と劇場内でも声が出ちゃったもんね。 とにかく、適役がかっこよくて、おっとこ前で、しかも背負ってるものが哀しいとくりゃぁ、もう魅力的で・・・そ〜でなくっちゃ!! どんどん!!って、とにかく、うれしかったね〜 やってくれたね〜!!(^^)v  スタトレシリーズは、私てきには、もちろん、Dataが出てるST:TNGが一番!!なんだけど、でも、このST:TOSのエピソード・ゼロの展開は、素晴らしいです。見ていて、うれしくて、幸せになった。スタトレファンでよかったなぁって。TOSシリーズがあまり好きではなかった私でも、この若いカークや、スポックの友情ストーリーには熱くなりました。 お約束のレナード・ニモイさんもちゃんと出てくるし・・・ 他のキャラたちも、特に、ドクター・マッコイとスコッティの二人の愉快キャラぶりが、いかにも「プロ中のプロだからこそのユーモア」ぶりなので、つまり、「アカデミックでハイソなヤツラが繰り出すユーモア」なので、だから、スタトレだよな〜ってところ、ちゃんと大切にしていて、うれしい。 SWシリーズが、やったらと難しい、しかめっ面顔状態の「ダーク・サイド」状態だったとしたら、STシリーズは、背負ったもの、ダークな部分を懐に抱える奥深さ・・・なんというかクルー全体で共有するダークネス・・・なのかな?とも思えた。 知的な部分でダークを抱えるというか・・・   そして、エンタープライズは、探求の旅に出る。Space... the final frontier. These are te voyages of the starship Enterprize... という、あの冒頭のフレーズは、こうやって大勢の失われた命を、暗部をも全てをその懐に抱えて生きながら、新しい生命と文明を探していこうとして、いつもいつも、Star Trekの冒頭にキャプテンが唱える言葉となっていったのか・・・と、すんなり心に入ってくる終わり方でしたね。 すっげぇ幸せ〜な気分で席を立てる映画になってて、うれしかった。
Posted on: Mon, 26 Aug 2013 01:34:24 +0000

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