幕張メッセで開催された Inter BEE - TopicsExpress



          

幕張メッセで開催された Inter BEE 2013(第49回)国際放送機器展 での特機・グリップについてのご報告をします。 興味深い機材がいくつかあり、その中でもまず、以前弊社の撮影ドーリーを制作していただいたメタルトイズさんが出展していた直径19mの円形レールです。「WORLD ORDER」というグループの武道館ライブで使用する為に制作されたもので、アジア最大級と謳っているように、このくらいの大きさとなる円形レールは記憶にありません。ステディカムですと安定した円軌道を動けませんから、ドーリーならではの映像になるはずです。 使用用途は相当限定的ではありますが、もし使用すれば面白いと思います。以下で、一部映像が見れるようです。 youtube/watch?v=oJUmMCWpZQQ こちらのメタルトイズさんはカムリモートクレーンなども独自に制作しておりますので、ぜひ次回のInterBeeでは出展していただきたいです。 次に、3軸のカメラジンバル MoVI で、今回のInterBeeで初めて試しに動きを確認してみました。真ん中のカメラ部分の固定枠にスタビライザーが付いていて、カメラの動きを滑らかに修正します。操作は扱いにくくはなく、その動作や映像などは、ステディカムと遜色はないように感じました。 セッティングも10分位、バランスの調整もステディカム程難しくないようなので、5kg位のカメラまでしか使用出来ませんが、カメラがコンパクト化していることもあり、特殊な調整やスキルを要求されるステディカムの映像をこれで撮影出来てしまいます。 ぜひチャンスがあれば、実際の撮影で使用してみたいです。 以下の動画は、全体像を把握するのに良さそうです。 youtube/watch?v=hXFk2D6SdYo そして、Matthewsから出ている DC-Slider ですが今回のInterBeeに出ていました。これは水平だけでなく垂直にも出せるカメラスライダーの機能に、カメラジブクレーンの機能もあり、かつ別売りのモーターにより自動操作も出来るという、トライポッドに付ける多機能なグリップです。 HeavyDutyでないタイプですと、それほど大きくもなくコンパクトなので、様々な場所においての使用が可能になりますし、非常にいい機材だと思っています。 ちなみに、弊社のHP背景は、このDC-Sliderを使用して撮影した動画を使用しています。 https://youtube/watch?v=C669U5dgBao オフィシャルムービーは以下で youtube/watch?v=WkLavb3TZC0 最後に、リーベックから出ている SWIFT JIB で、これは去年も出品していました。 カメラの上がる高さは最大約4mとリーチは短いですが、カメラオペレートの操作性も悪くなく、業務用では通常大型となるカムリモに比べ取り回しはコンパクトな分だけ良く、撮影状況や用途によっては、非常に有効な機材になると思います。 libec.co.jp/products/swift_jib/overview.html 以上が、今回2013 InterBeeでのご報告でした。
Posted on: Mon, 25 Nov 2013 06:06:03 +0000

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