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ども! 朝イチでメールを確認すると、歴史好きな某氏から玉音放送のYou Tube画像のアドレスが届きました。 玉音放送 https://youtube/watch?v=TDgOFsH8PZo 玉音放送の音源と言うと殆どが陛下のお声の部分だけなんですが、本来昭和20年の8月15日正午に放送された玉音は正午の時報から始まるモノで、アナウンサーの前説などがあっての陛下のお声になるんですが、この冒頭の部分ってナカナカ耳に出来ないんですね。 実はボク「玉音放送マニア??」で冒頭のひと下り(終戦ドラマで良く流れてる部分)位ならソラで言える程です。 この冒頭のアナウンサーはこの有名な開戦のラジオ放送(1941年12月8日)も担当した・・・ https://youtube/watch?v=r4xKhHfLB0s NHKアナウンサー和田信賢さんの声なんですが・・・ 良く聞くと、このYou Tubeの玉音の音源は冒頭の部分と陛下のお声の部分が明らかに状態が違います・・・陛下の部分の方が雑音が多いんですね・・・ だから「もしかしたらこの冒頭部分はニセモノ??」とも思ったんですが、2つ目の開戦の放送の和田アナウンサーの声と比較すると同じ声に聞こえます。 ぢゃあ「何故陛下のお声だけ雑音が混ざるのか?」ってコトですが、これも考えれば簡単なお話なんですね・・・ 岡本喜八監督の「日本のいちばん長い日」をご覧になった方ならお判りでしょうが(まぁあの映画が100パーセント正確かどうかは歴史の闇の中なんですが、当時の関係者に取材してかなり正確に再現はされてる筈です)あの陛下のお声は事前に皇居内で出張したNHKの職員に寄って録音されたモノなんですね・・・ で、放送当日(8月15日)正午の時報で、生放送でアナウンサーの声などの前説を放送して、陛下の(録音した)お声を電波に乗せた訳です・・・ 当時の放送の方法に付いてはあまり詳しくは無いんですが、今の様に再生機とラインで繋いで放送したんじゃあ無く、もしかしたら音盤を再生する蓄音機を直接マイクの前に置いて放送したんじゃあ?・・・とも思います。 まぁドッチにしても、あの陛下の声の部分の雑音は、この音盤の再生時の音だと推理出来ます。 もう一つ、良く言われる事に「玉音放送の陛下のお声が妙にユックリ(モワァ~ッと?)聞こえる」 ってコトなんですが、これに付いても考察してみました。 玉音放送を全部聞くと判るんですが、陛下のお声も放送の中盤からは普通のテンポ(スピード)になるんですね・・・ で、もう一度「日本のいちばん長い日」の映画に戻ると・・・ あの日(正確には「前の日」)皇居内で陛下のお声を録音するのに、局の一番腕利きの録音技師が召集された筈です・・・ 記録では録音は2回されたとされてますが、陛下を相手にリハーサルやテストは行え無いでしょうし、いわゆる「ぶっつけ本番」的な緊張した現場だった筈です。 当時の携帯用録音機(再生用の蓄音機も)はモーター動力では無くネジ巻き式が主力だった筈で・・・何れだけの尺(時間)陛下が喋られるかも判らないし、万が一のミスも許されない訳だから、そのネジを目一杯巻いてた筈です・・・ ネジ巻き式の録音機って70年代ころ迄はナグラってメーカー製を放送局でまだ普通に使ってました(テープはいわゆるオープンリールで、大きさがスニーカーの箱を1.5倍位長くしたサイズ) んで、ネジ巻きの欠点で、(勿論できるだけ均等に廻る様には作ってあるんですが)最初は(ネジがキツイので)少し早く廻り・・・最後の方は少しスローモーになるんですね・・・ つまり目一杯巻かれた録音機はスタートして暫くは少しハイスピードで廻った筈です・・・そう云う状態で録音したモノを放送局の電気式再生機で再生すれば、最初の早く廻った部分はほんの少しユックリと再生された筈で、それが陛下のあのマッタリとした喋り方の原因だったんじゃあ無いかと考えて居ます。 まぁ朝イチで考えるネタでも無いんですが、思いついた時に日記にしておきます。
Posted on: Tue, 24 Sep 2013 05:55:19 +0000

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